2013年3月24日日曜日

フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

オーリーフリップでは、前足の動作ばかり大きく気を取られてしまう事による後ろ足の動作不足が早い段階で現れる場合があります。

不慣れが故の後ろ足動作不足が気になる所だと思います。
また、前足だけでフリップは完成すると思い込んでいるスケーターも少なくありません。

 他のスケーターのフリップ動作を真似る場合に、集中して前足だけをピンポイントで真似てしまうのは当然と言えば当然です。

 後ろ足の動作まで気が回らない事で、後ろ足がデッキよりも先に地面に着地してしまうという悩みを抱えたスケーターが多く見られます。

と言う事で、今回の記事は、後ろ足はフリップでどんな役割があるのか? この疑問について解説します。

フリップに限らず、他の技にも応用できるので、ここはしっかり勉強しましょう。

ヒントはこのキーワードです。  "前足動作の後ろ足反動作"

後ろ足が全くさかさまに前足の動作を後方に向かって行う事を意味します。

 どうゆう事? と思うかもしれませんが、身近な事に置き換えて表現すると、野球のジャッジ(審判員)が、セーフの動作を両腕を使ってジェスチャーします。
左右に腕を広げてセーフと大きな声をともなって行います。

 実は、オーリーフリップは、あのジャッジのジェスチャー"セーフの動作"と同じ様なイメージで、前足と後ろ足が全く正反対の動作をしているのです。

このセーフの動作と同じ動作はオーリーでは、縦方向に実は使われています。
ショビットでは、横方向に使われています。

つまり、フリップでは、前後にセーフの動作が使われているのです。

この動作の効果をスタビー効果と言います。

ちなみに、ティクタクでは、両腕が左右に大きく使っています。

言われて見ればそうなんです。

スタビー効果とは、Stabilizer(スタビライザー)という言葉の意味を理解すると分かりやすいかもしれません。

スタビライザーとは、安定させる人という意味があります。フリップの時の後ろ足は安定をさせる役割分担を受け持っていたのです。

分かりやすくオーリーで説明すると、みなさんご存知だから分かると思いますが、後ろ足が下方に向かっている時に前足は上方に向かって正反対に動作していませんか?

すぐに分かった人は、オーリーの達人です。

フリップはオーリーの上下のスタビーの直後に前後方向のスタビーを後ろ足動作させる考え方で成功に結びつくでしょう!

つづく



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