2013年3月17日日曜日

あなたは引き込み動作を理解する。

オーリーの一番重要な動作"引き込み動作"を理解する。

 ティッシュペーパーを使った簡単な実験をしながら"引き込み動作"を学びます。

ティッシュペーパーを1枚使いますから見つけてきてください。

では、実験を開始します。

 ティッシュの角を指でつまみ、たれ下げます。
一度だけ左右どちらか好きな方に30cmぐらい素早く横方向に振ります。
ティッシュの垂れ下がった先端は何回試しても45度ぐらいにしか動きません。

どんなに強く振っても、どんなに素早く振っても45度ぐらいにしか動きません。
実はこのやり方が今のオーリーだと考えてもらったら良いでしょう。

 1mぐらい振れば空気の流れができて水平に近づくでしょう。
それはオーリーとは少し離れてしまいますね、現実的ではありません。
ただのへりくつです。

ではここでいよいよ、引き込み動作を加えます。

 ティッシュペーパーをつまんだ腕を30cmぐらいの幅で素早く左右に振ります。
左右に振ることで引き込み動作が追加されたのと同じ効果になります。

 さて不思議ですね、左右に振るという引き込み動作が加わった事で、ティッシュは45度ではなく水平にまで達する事がわかります。

つまり、どういうことか?

 テールで加えられたAの方向の力がまだ残っている状態でノーズを正反対のBの方向に押し出す事で、Bの方向の力は、Aの方向の力が残っていることにより打ち消され半減してしまいます。

 そうではなく、Aの方向の力が使い果たされた状態で、Bの方向の力が加わったらどうなるでしょう?

 打ち消すAの力がなくなった状態では、Bの方向には100%の力が加えられるという計算になりますよね!

0 件のコメント:

コメントを投稿