2.今回はバックサイドと言う事で、キックターン回転軸の中心はテール足裏の母子丘
初心者においては、後足がテールを踏む場合、後足はデッキに直角に置きかかとと爪先がデッキを左右均等に踏めるスタンス位置
ちなみに上級者ともなると、親指 母子丘をデッキの中心軸に置きキックターンを実行する事が可能になりますが、それは、キックターンを深く理解しているからです。
初めての人は、基本的なキックターンを理解するのが先決ですね。
上級者のキックターンを、そのまま真似ても出来ないのは、そんな理由からなんでしょうね。
注釈
1.母子丘 (ボシキュウと読みます。親指の付け根の大きく膨らんだ部分)
2.スタンス位置 (デッキに足を置く場合の決められた位置を言います。テクニック毎に適切に変化を与え自由度が高いのですが、その分難しい事とされています。)
キックターンの手順
1.ノーズを回転したい方行に体をデッキの中心を0度として45度ほどひねり構える。
この方法のコツは、回転したい方向に体全体が倒れて行く事をさまたげない。
つまり、上手く行かない人を観察すると倒れる事に恐怖を覚えて、倒れて転んでしまうと思い、
妨げる行動を取ります。その動作が実は上達できない理由なんです。
ヒント 妨げるのではなく、先に行って待っている。
(難しい言葉に先行動作という言い方があります。先に行って待っているとは、正にこの意味ですね。)
足首から上の部位をキックターンの前に予め回転終了の位置まで足首を境目にひねり、回転しきった状態に備えて置きましょう。
そうする事で、怖さが全く無くなります。
自分は、デッキが回転してこの位置まで来るのだと安心して待っている感覚なんです。
2.テール側に腰骨、を移す。
重心となる頭を回転の軸、つまり後輪の真上に予め移動しておきます。
前後のトラックの中間に頭を置く人は、特に注意が必要です。
この中間に頭を置く人は、結果的にノーズを浮かす事が出来ません。
その理由は頭の重量がノーズに加算されているからです。
つまり、ノーズが頭の分重いんです。
回転軸に頭を残した状態で、腰骨の重量だけを回転軸よりも後ろに移動させる事でノーズが浮き上がります。
つまり一瞬だけ瞬間マニュアル状態になります。
注意点
この時注意したいのが、頭の位置です。
頭は、腰と一緒に後方に移動しない事が重要です。
頭は、トラックの車軸真上に必ず残してください。
場合によっては、頭をテールの車軸より前に送り出して前後のバランスを取らなければならない時もあります。
この様な場合はノーズが異常に上がり過ぎた場合とか、腰を後方に移動し過ぎた場合に効果があります。
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