2013年3月27日水曜日

フリップテクニックのコツ 前足編


 今回は、フリップが上手く出来ないという人に、世界中のフリップマスターからメッセージが届いています。

 そこで今回は、そのメッセージの中から私が気になるなという、ちょっとしたコツを拾い出しながら解説いたします。

今回の記事は、前足のちょっとしたコツと言う事で

 前足編

 フリップとオーリーの大きな違いがあります。
それは、なにかと言えば、前足の基本的なスタンスなんです。

 「そんな事知ってるよ」と言う人も多いかと思います。
「いまさらフリップのスタンスですか?」

 まあまあ 落ち着いてください。
これから始める人も多いのですから、そして、もしかしたら、「そうだったんだ!なるほど~」
と、意外に役に立つ記事かもしれません。

 ちょっとしたコツですから 言葉にすればほんのちょこっとの事なんですが
この様に言われています。

「オーリーと比較するとですが、踵がデッキから大幅に外れた位置に必ず置くようにしています。」
このコメントは、私が説明している難しい言い方より簡単な表現だなとふと思いました。

言っている意味は全く一緒なんです。

私の説明は、デッキに斜めに対角線を架空にひき、その対角線を中心線として架空のデッキを想像します。 その架空のデッキを使ってオーリーをするとフリップになりますという説明でした。

どっちも正しいし同じ事を表現しています。

参考になれば幸いです。






関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編

□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。




 

フリップテクニックのコツ フリップ足編

 フリップ足編

 地域差はありますが普通オーリー足と表現しますよね。
読者の皆さんもオーリー足は聞きなれた言葉だと思います。
なので、今回の記事で使う言葉もフリップにはフリップ足と表現する事にしましょう。
ま~フリップで使われるの前足の事ですが、フリップの前足と毎回書くよりは、見栄えが良いと感じます。
オーリー足との動作が異なるので、比較する為にあえてこの記事ではフリップ足と表記したいと思います。

「もう普通につかっているよ。」と言う人も多いはずです。

 では、本題に入りましょう。

 フリップでは、オーリーと動作が殆ど同じでありながら比較した場合に大きく異なる動作がフリップ足です。 逆にその違いが理解できれば殆ど出来たに近い状態なのです。

 では、ここからは、他では見られないぐらいのかなり細かな説明をしてみたいと思います。

 オーリーで言う、ノーズのヒット部分に相当するフリップのヒット部分が何処なのか?を解説いたします。

 まず始めに場所から表現しなければなりません。
画像ではなく活字で表現するのは意外に大変ですががんばりましょう。

 デッキの足をスタンスするフラット部分とそこから曲がったノーズキック部分のちょうど境目にくぼんだ部分があります。
そのくぼんだ部分をフリップ足がヒットする目標にしようという訳です。

次にそのくぼんだ部分がどこだか分かったら、つま先でノーズのヒット部分(くぼんだ部分)を目標にフリップ足がフリップ動作をしましょう。

 フリップ足動作とは

このフリップ動作だけを覚えただけでほぼ完成に近いですからここはトイレに行ったり濃いお茶を飲んだりして、腰をすえて読んでください。

1.足首をほぼ真っ直ぐに伸ばし膝と踵を上方に上げて行きます。
上方に上げる動作はほぼオーリーで慣れていると思うので不思議は無いのですが!

2.逆に爪先は下方に向けてます。
ここで、耳慣れない言葉が登場です!
爪先をなんと下方ですよ下方 下に向けろと言ってます。
でも、良く考えると、そうかもしれません。
デッキの初期の回転方向がそうなんです。

 これですね。今まで全く分からなかった部分です。
状況的に、例えば片手をぐーに握って親指を立てます。
この動作はFacebookのいいねマークですね。
この動作の逆です。良くない
つまり、親指を下に向ける動作です。
これと同じ状態を前足のフリップ足が同じイメージで動作しなさいと言っているのです。
しかも、踵は上を向けなければいけない。

 私の経験では、バリアルフリップも極端にこの爪先を下方に向ける動作を使います。
その時のコツは、爪先を下げようとしないで逆に踵を空に天井に向けようとする事です。
あと、一つのコツは、踵を上方に向けるコツですが、膝頭を真横に倒す事で踵を上に向けやすくなる事です。ヒントになりますか?

 「へ~!  いままで、そんな事考えた事も無いし、思ってもいなかったです。」
多くの人がつぶやいてませんか?

この動作が、明日のフリップ成功に繋がるなら、明日が待ちどうしいですね。

3.爪先の先端部分がデッキから外れない程度にデッキのはじっこにぎりぎり残しながら目標のくぼんだ部分を一旦下方に押します。

4.そうする事で爪先の位置がデッキの中心から踵側に外れて行きます。

5.もうすでにこの時点でデッキは下方に押された事で1/4(90度分)回転しはじめています。

はい、実はここまでがフリップ足のフリップ動作だったんです。

ここから先の残りの動作は実はオーリーに戻るのだと覚えてください。
ここからのオーリーに戻る動作が不足している、又は全く動作していない人がフリップが上手く行かない人の悩む部分なのかもしれませんが、ここからは次回の記事で!





関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編

□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。




オーリーテクニックの中でもテール側の足さばき

 引越し先では今この記事が人気です。
この記事は、オーリーテクニックの中でもテール側の足さばきの話です。
http://prolinesk9.blogspot.jp/2013/03/blog-post_19.html

2013年3月24日日曜日

フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

オーリーフリップでは、デッキを見ないでもできる人と、デッキを見ながらじゃないと出来ない人と、の差が大きく影響します。
今回の記事は、デッキを見ている人が着地時に起こりがちな時間の誤りについての解説をします。

時間の誤りとは、視神経と脳内視野の間で発生する0.9秒の情報伝達タイムラグを意味しています。

難しすぎると感じる人の為に簡単に身近な事柄に置き換えて説明します。

 TVゲームの業界では、あたりまえの技術なんですが、シューティングゲームなどでは、現在目に見えているモニター画面の画像は、0.9秒前の画像であって、最新の画像ではなくなっている。
だから、見た目でシュートボタンを押しても、時すでに遅しという現実があります。
このゲームの技術は、ゲームで遊ぶ人には本当はないしょなんです。
ゲームが得意な人は、経験的にこのタイムラグを発見して利用しているのだと思います。

 では、スケーターがこの事実をどう技に生かすかという問題ですが、デッキの回転の位置に0.9秒のタイムラグを計算して、着地の失敗を成功に繋げる事が出来れば良いと思います。

 簡単に言うと、例えばデッキがまだ回転し切れていなくても、時間的現実は、回転し切っているのだと自分に言い聞かせて着地を実行した方が成功率が上がるという意味です。

 つまり、「あと半回転しないと危険だ!」と判断しているタイミングは、実はすでに0.9秒過去の出来事なんです。 タイミング的には今が着地のグットタイミングと言えるのです。

 着地で失敗する人は、0.9秒遅く着地した為にデッキ回転がオーバーランしたのだと判断出来ます。

参考にしてください。





関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編


□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。





フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

オーリーフリップでは、前足の動作ばかり大きく気を取られてしまう事による後ろ足の動作不足が早い段階で現れる場合があります。

不慣れが故の後ろ足動作不足が気になる所だと思います。
また、前足だけでフリップは完成すると思い込んでいるスケーターも少なくありません。

 他のスケーターのフリップ動作を真似る場合に、集中して前足だけをピンポイントで真似てしまうのは当然と言えば当然です。

 後ろ足の動作まで気が回らない事で、後ろ足がデッキよりも先に地面に着地してしまうという悩みを抱えたスケーターが多く見られます。

と言う事で、今回の記事は、後ろ足はフリップでどんな役割があるのか? この疑問について解説します。

フリップに限らず、他の技にも応用できるので、ここはしっかり勉強しましょう。

ヒントはこのキーワードです。  "前足動作の後ろ足反動作"

後ろ足が全くさかさまに前足の動作を後方に向かって行う事を意味します。

 どうゆう事? と思うかもしれませんが、身近な事に置き換えて表現すると、野球のジャッジ(審判員)が、セーフの動作を両腕を使ってジェスチャーします。
左右に腕を広げてセーフと大きな声をともなって行います。

 実は、オーリーフリップは、あのジャッジのジェスチャー"セーフの動作"と同じ様なイメージで、前足と後ろ足が全く正反対の動作をしているのです。

このセーフの動作と同じ動作はオーリーでは、縦方向に実は使われています。
ショビットでは、横方向に使われています。

つまり、フリップでは、前後にセーフの動作が使われているのです。

この動作の効果をスタビー効果と言います。

ちなみに、ティクタクでは、両腕が左右に大きく使っています。

言われて見ればそうなんです。

スタビー効果とは、Stabilizer(スタビライザー)という言葉の意味を理解すると分かりやすいかもしれません。

スタビライザーとは、安定させる人という意味があります。フリップの時の後ろ足は安定をさせる役割分担を受け持っていたのです。

分かりやすくオーリーで説明すると、みなさんご存知だから分かると思いますが、後ろ足が下方に向かっている時に前足は上方に向かって正反対に動作していませんか?

すぐに分かった人は、オーリーの達人です。

フリップはオーリーの上下のスタビーの直後に前後方向のスタビーを後ろ足動作させる考え方で成功に結びつくでしょう!

つづく



関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編


□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。







フリップで着地する行為に対しての恐怖感

今回の記事は、フリップでデッキはキッチリ回せるのだけど、肝心の着地に悩みを抱えている人を対象に解説しています。 

フリップの着地で、毎回片足がデッキより先に地面に降りてしまう事で失敗する悩みを抱えている人がとても多い様ですね。

 そこで、今回の記事はこの片足がデッキより先に地面に降りてしまう失敗の意味を知る事と、その対策方法を考えて行きたいと思います。

対策を考える前にまずは、なぜオーリーフリップでデッキより先に片足が地面に落ちてしまうのでしょうか?

一つには着地する行為に対しての恐怖感があります。

 まだ一度もフリップが成功した経験が無い人に特に多いのですが、おかしな話ですがフリップが成功したいという強い気持ちと相反して、デッキに着地する事その物を怖がる人がかなり多いのです。

 私が考えるにトラウマの一種だと思うのですが、こんな考えを持っている人が多いようです。
「着地した時にもしも、デッキが横になっていたらどうしよう!そんな状態で着地したら危険じゃないのか?」という先入観を抱いている場合。

「デッキがまだ回り切っていないんじゃないのか」という自分の技術を全く信頼できない人。

ご自分に置き換えてみて思い当たる人も中にはいらっしゃるでしょうね!

つづく



関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編


□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。









2013年3月23日土曜日

フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

フリップが上手く行かない理由には、スタンスの間違いの他にもう一つあります。

フリップは前足の動作にその最大の成功の理由が存在します。

フリップはオーリーとの連動動作こそがフリップが上手く行く動作に繋がります。

この場合の連動動作とはオーリーとフリップ基本動作を合成して一つの動作にするという意味です。

 気持ちは痛いほど分かりますが、デッキを回そうとするあまりにデッキが回転して行くであろう方向に蹴ってしまうと全く上手く行きません。

 がしかし、オーリーの高さを普通に出しながらあるいは高さが十分に出てから又は、高さが出る直前にデッキも同時に回すという合成された動作が成功に結びつきます。

 では、ここで言うオーリーの高さを出しながらデッキも同時に回すという合成された動作とは、どの様な状態を言うのか?

 上手く行くフリップの前足の動作は?

 前足の動作はオーリーの動作そのままを忠実に残し、ノーズのオーリーヒットスポットの位置だけを通常オーリーのデッキの中心線からフリップの回転方向側に大きくずらす事でフリップの回転は生まれます。

このフリップのデッキ回転方法は、デッキが回転して行くであろう方向に蹴ってしまう方法より成功率は高く、滞空時間も長く、物を飛び越えるに適しています。

 そのデッキの対角線をセンターラインとしてみなすやり方は、デッキの対角線を脳のイメージとして想像の中に引き、その対角線をデッキのセンターラインとして置き換えて考える事で、その位置は導き出せます。

 つまり、現在見えているデッキに重ねる様に架空のデッキを脳のイメージの中に作り出し
そのデッキのセンターラインと見えているデッキの対角線を重ね合わせます。

その架空のデッキを使ってオーリーを実行する事で、オーリーの動作を普通に実行しても、デッキの斜めの角をオーリー足が擦り抜けてフリップの回転が発生する事になるのです。




関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編


□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。












フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

この記事は[ 足にも手と同じ様に器用不器用がある ]のつづきです。

ノー、ズに利用される器用足がどちらか分かりましたら、本題に戻りましょう。

 「フリップが全く出来ません。」

この問題は、以下様な事が考えられます。

 力があまり強くないが、とても器用な足をテール側に使ってしまって、力が強いが全く不器用な足をノーズ側に使ってしまった事が考えられます。

 そうなんです、スタンスが間違っている可能性がかなり高いと考えられます。

しかしながら知らなかった事とはいえ、いまさら言われても変更は無理ですし。
もうすでに長い間に慣れてしまいましたから直そうとしても、かなり難しい事です。

 オーリーフリップは特にノーズ側の足が器用である必要がおおいにあります。
テールのスナップも、力の強い足が強いスナップを発生させる事が可能なので優位に働きます。

 なので、ノーズが器用な足、テールに不器用な足を正しくスタンスする必要があるのです。

 フリップの動作はノーズ側がとても複雑で繊細です。
力の強い不器用な足には、なかなか勤まりません。
繊細に動作可能な器用な足がノーズには向いています。

 どんなに努力したとしてもヒールフリップまでです。
しかも、テール側の足が弱いので高さも微妙です。

フリップがなかなか達成しない理由はこのスケボースタート時のスタンスの掛け違いに最大の問題がある様な気がします。

では、どの様に解決したら良いのでしょうか?

一つには、努力して時間を費やし前足の筋力を強化し、しかも十分に慣れて不器用を器用にしてしまう方法
 この方法はあまり現実的ではなさそうですね!

二つには、思い切ってスタンスを正しいスタンスに変更し一から出直す方法
 とても堅実だと思います。しかもまだ1年とか2年のスケボー経験値であれば十分に間に合うレベルだと思います。

三つには、スイッチスタンサーになる練習をして、どっちでも乗れる様にしてしまう方法
 これは、かなり現実的で良い方法だと思います。
スイッチスタンサーは、これから先のスケーターの憧れでもあります。
だれもがスイッチスタンサーになりたいと思っています。 

ゼヒ参考にしてみてください。



関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編


□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。









フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

この記事はフリップが全くできる気がしない。 のつづきです。

貴方は、足にも手と同じ様に器用な足と不器用な足がある事を知っていましたか?

 はじめてスケボーを始める時に、スタンスを決定しますが、スタンスは4種類に分けられます。
1.レギュラースタンス
 器用な足が左足の人
2.グフィースタンス
 器用な足が右足の人
3.スイッチフッター
 左右どちらの足を前に置いてもでも問題なく技が可能な人のスタンス。
このスタンスの人達は、
4.モンゴースタンス
 これはかなりレアです。
ノーズ足がプッシュをしてテール足はデッキに乗ったままです。

さて、貴方はどれにあてはまりますか?
もしかしたら無いかもしれませんね。

リストに見当たらない人は、もしかしたら間違っている可能性が考えられます。


でも肝心な足の器用と不器用の見分け方は?
これが分からないと正しいのか間違っているのかは、分かりませんよね!

 ではいまさらですが、器用な足はどっちなんでしょうか?

 まず、始めに不器用だけど力の強い足とは?

 人は昔猿だったらしく、危険が前にある時猿の時の本能が行動を起こします。
その時、自分の体を力の強い足に体重、重心を預けます。
その足が実は、軸足と言われています。

 軸足に重心を置き、器用な足をある程度自由にしてその足で別の行動を起こします。
それは、例えば邪魔な物をどかしたり、手で触りたくない様な訳の分からない物を爪先でつんつんしたりします。

 実はこのつんつんした足が器用な足なんです。

 器用な足がどちらか分かりましたら、本題に戻りましょう。

つづく




関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編


□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。









2013年3月22日金曜日

フリップが全くできる気がしない。

この記事は、私の管理するmiXiコミュ .mixiスケボー部初心者相談 トピック に質問された回答です。
この回答は、オーリーの完成レベルが縦コーンが飛び越せるレベルである事として回答しています。

 この縦コーンの飛び越しは、フリップの練習に入れる又は練習を開始する為の最低条件でもあります。
横コーンをたまに成功するとかギリギリ飛べるレベルの場合は、ノーズのコントロールはまだ未完成と判断します。
つまり横コーンをギリギリの場合は、まだまだこの回答は意味をなしません。

では、「キックフリップが全く出来ず行き詰まっています」の本題に入ります。

たぶん想像ですが、 スケボーを始める時にとっても重要な事 

 スタンス(足の置き位置)の決定(右前か左前か?)の決定に十分な知識が無く身近なスケーターをそっくりそのまま真似をしている。

そのそっくりそのまま真似がたまたま合っている場合は問題なく楽に上達して行きます。

が万が一間違って逆だった場合はどうなるでしょうか?

間違っている場合は、以下の様な症状に長く苦しみ、思った以上に多く存在する事がよく知られています。
1.オーリーの高さが出ない。
2.テールが垂れ下がってデッキが水平にならない。
3.フリップが全く出来ない、できる気がしない。

但し 間違ったスタンスの人でも必死でがんばって、ヒールフリップが出来るが普通のフリップが出来ない人も少なくありません。

それは、どんな理由からなんでしょう?

つづく。 



関連記事リスト
以下はこのページに関連するその他の記事のリンクです、ご利用ください。
□ フリップテクニックのコツ 前足編

□ フリップテクニックのコツ フリップ足編


□ フリップテクニック デッキ回転には見た目に時間的誤りがある

□ フリップで後ろ足はどんな役割があるのか?

□ フリップで着地する行為に対しての恐怖感

□ フリップが上手く行かない理由には、もう一つあります。

□ フリップは特にノーズ側の足が器用である必要が

□ フリップテクニック 足にも手と同じ様に器用足と不器用足がある

□ フリップが全くできる気がしない。












ショビットパート2 着地をパーフェクトに

ショビットの回転テクニックは理解できましたでしょうか?

 次に着地をどの様にしてパーフェクトに近づけるのかという問題です。
両足をデッキから離すショビットを多く見かけますが、実は前足はデッキから離さない事が重要なんです。

 前足がデッキから離れずに足の裏に接触したままの状態でデッキが回転する事が最も美しいショビットだと私は思います。

 では、どの様な動作で、その方法が得られるのでしょか?
通常のショビットでは、デッキを高い位置までポップさせません。
高い位置にまでポップさせる場合は、ポップショビットと名前が変化します。

 今回は、通常のショビットを例に説明します。
通常のショビットが理解できればポップショビットも理解できると思います。

 その方法とは、デッキがテールのスナップによって浮き上がろうとした時に前足をその場に残した様な状態で、後ろ足だけは、デッキの回転を妨げない様に高い位置まで引き上げます。

 着地は、デッキと共に前足だけを先に着地し、安定してから、後ろ足をデッキに戻します。
後ろ足をデッキに戻す時に次のテクニックのスタンスに戻す事ができれば都合が良いでしょう。

 つまり、前足は実質1から2cmぐらいしか浮かさないのです。
細かく言えば、デッキのコンケーブの深さぐらいでジャンプの高さは押さえると言う意味です。
コンケーブの深さを上回る高さにした場合デッキが足の裏から外れる心配があります。
と言う事で、コンケーブの縁がシューズの逃げを妨げてくれる高さに押さえてください。

 この方法で、デッキがシューズの裏から逃げる事無くその場で着地出来ます。

 

2013年3月20日水曜日

ショビットパート1 前足の補助動作

ショビットがなぜ体の真下でデッキが回転しないのか?

 まずは初めにデッキの回転方法から説明します。

 ショビットの特徴はデッキが横方向に回転する事につきます。
では、デッキの横方向回転に必要な動作とは?

 どうしたら回転するのでしょうか?
テールをしゃくりキックを利用して横方向の回転とデッキを浮かすだけのパワーをテールに加えます。そして、補助的に前足も回転の手助けをします。

 回転の手助けとは、例えば自動車のハンドルを両手で回すという動作を想像して頂けると分かりやすいと思います。

 それではここでちょっとした実験をしてみましょう。
身近にある、1リッターの空ペットボトルとか、あるいはテッシュボックスがあれば、探してください。

では、今回はティッシュを例に実験をします。

 どんな床でもテーブルの上でも良いので、ボックスを置いて片手でボックスを回転したり両手を同時に使って回転させてみてください。

両手の方が結果が良く出来たと思いませんか?

 片手の場合は、少し離れた位置に大きく移動してしまいます。
ところが、両手で回転させたん場合は中心軸が発生してその場で回転をします。

つまり、テールのしゃくりだけよりも前足を補助動作で後ろ足のしゃくりに対して回転動作を加える事で、実験結果と同じ効果が得られるのです。

 テールのしゃくりキックとは、下方のスナップ力と回転力の二種類のパワーをテールに加えています。このしゃくりキックだけでデッキが回転していると誤解している人が多いような気がします。

 このしゃくりキックに、前足の補助的な動作が加われば、希望の通りその場で回転し、着地も真下で可能になるのです。

2013年3月19日火曜日

テール足の上手な引き上げ方

この記事は、オーリーテクニックの中でもテール側の足さばきの話です。

足だけを引き上げる考え方だと、全く引き上げる事は困難で、たぶんだれもが理解できないでしょう。

 この問題を解決するには、その他の体の部分を利用する考え方が必要です。
では、どの体の部分が利用可能か考えましょう。

 ノーズを前足が捉えた段階までできるのですから、両腕と前足がこれ以上行かないというぐらいの高い位置に移動しているはずです。
その位置エネルギーをなんとか利用する考えで工夫しましょう!

 テール足だけを引き上げる考え方ではなく、両腕とノーズ足(オーリー足)に向かって引き付ける動作を考えてください。
両手と前足は、その位置に居続けようとする働き慣性の法則が働いています。
やがてそのまま放置すれば、重力により位置エネルギーが中和されて落下し始めますが、それまでのほんのわずかなタイミングは、テール足の引き上げに利用可能な位置エネルギーが残っています。

 この位置エネルギーを利用します。
テール足の重量と、両腕そして前足の重量の差は明らかにテール足の方が軽いので、両者を引き付ける動作を行うと、当然ですが、軽いテール足だけが引き付けられるという現象が起こります。
この現象が理解できればこの問題は解決します。

 この動作は、走り幅跳びの動作を想像してもらうと分かりやすいです。
両腕に向かって両足を引き付ける動作が同じ様な状況です。
一度開いた状態から小さくちじむイメージがありますね。



筋肉を休ませる時間が大切


筋肉を増強したけでば、筋肉を休ませる時間が最も大切

 超回復を知らないでいたスケーターが、筋肉の再生時間を待たずに次の日にも遊んでしまったとします。

 その行為は、筋肉の破壊だけを連日繰り返していることになります。
期待通 りの成果を出すのが目的で練習を続けてしまっているのですが、逆効果になってしまいます。

 超回復の意味を理解して有効に利用出来れば、筋肉は思いの通りに増えます。
しかし、決められた休息時間を取らずに練習を連日のように実行すると、最初の内は気が付かないかもしれませんが、長い期間繰り返してしまうと、筋量が増加するどころか、そも前に筋肉がまた破壊されてしまい、最終的には筋肉は炎症を起こしたり、減ってしまったり、硬くなったりします。

 より効果的に練習を実行するためには、練習の合間に適切な休息を取ることをお勧めします。


ちなみに、2週間ぐらいさぼると、せっかく超回復で得た筋肉も元に戻り、残念な事になりますので、なるべくなら最低でも週に一回練習を実行しましょう。

2013年3月18日月曜日

超回復が起こるのを待ってから次の練習を

筋肉は破壊と修復を繰り返す事で増加をする。

 筋肉が増加するという理由には、筋肉が破壊と修復を繰り返している事が上げられる。
スケボーで遊ぶと、筋肉のごく一部が破壊されます。
筋肉はたとえ大きな負荷が掛からなくとも動かす事で破壊を起こします。

その破壊は筋肉痛という神経に刺激を起こし現れます。
その刺激が小さく現れても何となく"壊れてるな"と感じていると思います。

 破壊はおおよそ「24時間から48時間」かけて徐々に修復されます。
練習後は筋肉が破壊されてしまうので、練習前よりも筋肉の総量は減少しますが、適切な時間休息を与えることで修復され、さらには超回復が起きて、一度減少してしまったはずの筋肉が練習前よりも0.2%だけ増加した筋肉になると言う訳です。

つまり、超回復が起こるのを待ってから次の練習を行うという方法は、筋肉を増加させるには理想的といえます。

反対に超回復を無視した連続した練習は、筋肉を破壊しつづけ増加どころか筋肉の炎症を引き起こす可能性もあります。

筋肉の超回復と筋肉の休息の関係性

スケボーで遊んだ後筋肉の休息と筋肉の回復について


 いくら楽しいからと言って、毎日休息を取らないで練習を続けて怪我をするスケーターが増えています。

スケボーの練習と筋肉の休息の関係を考えずに行っていることが原因のようです。

スケボーの練習によって筋肉を強くするには、練習だけでなく「休息」についても考慮することが大切です。

そこで、今回の記事は練習と休息の関係について話をしたいと思います。

□ 超回復とは

 練習と休息の関係を理解する事がもっとも重要になっています。

「超回復」という生理現象をまずはこの機会に勉強しましょう。

 超回復とは、練習後に決められた時間だけ休息をとることによって起こる生理現象だと思ってください。

 休息の間に筋肉は回復を示し回復後の総量 が練習前と比較した場合に約0.2%ほど増加するという現象です。

 普通の考えでは、毎日欠かさず練習をした方が筋肉量は増えると思いがちですが、実はそれは大きな間違いで、筋肉の破壊が連続してしまい、回復する事ができずにかえって筋肉量が減少してしまう場合があります。

超回復は、計画的に筋肉を一定時間休ませて新しく再生させる生理的な技術、学問と言えます。

2013年3月17日日曜日

補足 引き込み動作

 そうなんです。 今までは、テールを打って加えた力が残っていた為に、
せっかくノーズで加えた力が、ちょうどテールで加えた力が残ってしまった分だけ打ち消されてしまった!と考えられるわけです。

 ここで気が付いたと思います。
話を整理すると、テールで加えた力が消費された状態、つまり、デッキが垂直に近い状態まで立ち上った位置になるまでは、ノーズの立ち上がりの邪魔をしないで前足を引き込んで待つ!

 ここまでのわずかな間だけは『ノーズに力を加えない方が良い』という事になります。
つまり、その「立ち上がりの邪魔をしないで手前に逃がして待つ」というしぐさを引き込み動作と表現します。

 最後に一言!

 初めのうちは、2割ぐらい打ち消されてしまっても、自分がそれをわかって練習を続ければ、2割の打ち消しを1割に減らすことも可能です。

あなたは引き込み動作を理解する。

オーリーの一番重要な動作"引き込み動作"を理解する。

 ティッシュペーパーを使った簡単な実験をしながら"引き込み動作"を学びます。

ティッシュペーパーを1枚使いますから見つけてきてください。

では、実験を開始します。

 ティッシュの角を指でつまみ、たれ下げます。
一度だけ左右どちらか好きな方に30cmぐらい素早く横方向に振ります。
ティッシュの垂れ下がった先端は何回試しても45度ぐらいにしか動きません。

どんなに強く振っても、どんなに素早く振っても45度ぐらいにしか動きません。
実はこのやり方が今のオーリーだと考えてもらったら良いでしょう。

 1mぐらい振れば空気の流れができて水平に近づくでしょう。
それはオーリーとは少し離れてしまいますね、現実的ではありません。
ただのへりくつです。

ではここでいよいよ、引き込み動作を加えます。

 ティッシュペーパーをつまんだ腕を30cmぐらいの幅で素早く左右に振ります。
左右に振ることで引き込み動作が追加されたのと同じ効果になります。

 さて不思議ですね、左右に振るという引き込み動作が加わった事で、ティッシュは45度ではなく水平にまで達する事がわかります。

つまり、どういうことか?

 テールで加えられたAの方向の力がまだ残っている状態でノーズを正反対のBの方向に押し出す事で、Bの方向の力は、Aの方向の力が残っていることにより打ち消され半減してしまいます。

 そうではなく、Aの方向の力が使い果たされた状態で、Bの方向の力が加わったらどうなるでしょう?

 打ち消すAの力がなくなった状態では、Bの方向には100%の力が加えられるという計算になりますよね!

2013年3月16日土曜日

オーリー足が高く引き上げれれる筋肉

オーリー足が高く引き上げれれる筋肉トレーニングの簡単な方法

 特に今回はももの太い筋肉を強化します。
筋肉は、太い部分ほど トレーニングに時間が掛かります。
最も効率的で余計な費用もあまり掛からない方法が昔からあるんです。

 自転車って持ってない人あまり見かけないので自転車を使います。
筋肉の増産は、大きな負荷よりも小さな不可で回数を多くする事で効果的に増産できます。

 そこで、自転車を使う場合に、注意しなければならない事をご紹介します。
筋肉の増産には、実は、自転車のギヤを軽くして不可を軽減する必要があります。
重いギヤでは、筋肉は腫れるだけで、効率良く増産できません。
一番軽いギヤに変速してペダルを回す回数を多くします。

 この方法が実は、最も効率的に筋肉を増産させます。

骨格筋の勉強

□ここで少しだけ骨格筋の勉強をしましょう。

 私は、骨格筋を勉強してこの様に記憶しています。
骨格筋とは手足を動かす為の筋肉で、肺や心臓の筋肉とは異なります。
動物は人も勿論、骨格筋は、赤筋(遅筋)と白筋(速筋)の二種類の筋肉に分類され体に備わっているのです。

 イメージが沸かないと思うのでちょっと脱線して説明します。
海の魚の話から、遠方を周遊するマグロやカツオなどの遠海魚は赤身(赤筋(遅筋))といますよね!
近海の海に生息するつまりあまり移動する必要が無いタイやヒラメは白身(白筋(速筋))です。

 赤筋と白筋は、収縮速度の違いからそれぞれ遅筋と速筋として分類されるんです。
例外が有るそうですが、それは、専門家に任せてここでは普通に勉強します。
骨格筋は筋線維が収縮することで力を発揮します。

 収縮速度の遅い赤筋(遅筋)は、長い間収縮し続けることができ、主に長時間の持続的な運動に適しています。
これって、プッシュとかの前足ですよね。

 収縮速度の速い白筋(速筋)は、素早く大きな力を発揮することができ、瞬発的な運動を行うときに活躍します。

これってスケートでいうオーリーのテールをスナップする筋肉ですね!
筋肉は、使い方でトレーニングを変えないといけないんですね!

 前足は、重量負荷を多く与えて長い時間でセットを数回ていどすれば良いし
後ろ足は、小さい負荷で短時間に沢山の動きをさせるトレーニングが効果的と言えます。

2013年3月15日金曜日

オーリーの高さが出せる筋肉トレーニング

□ 今回は、スケーターが最も欲しいと思っているオーリーの高さが出せる筋肉トレーニングをご紹介します。

その筋肉とは、太ももの前の部分です。
つまり、オーリーの高さを出すには、ヒザが高く引き上げる事につきると言う訳なんです。
では、時際にどうやってトレーニングすると効率的なんでしょう?

 自転車のペダルをこぐには小さい時から親とか友達とかに教えてもらって知っていると思います。
でもその方法だと脹脛とか太ももの裏側の筋肉です。
実は、ここで工夫が必要なんです。

 逆の発想ですね!
ペダルは、押す事も必要ですが、引く事も必要なんです。
競輪の選手は100%この方法でレースに出ます。
この方法を参考にする良いです。

 ペダルが後方に回って来た時に太ももを引き上げてみてください。
反対の側の足が楽になりませんか?
もっと言えば、上手に太ももを引き上げる事が出来れば、前の足はペダルを押す必要が無い足の重さで勝手に自転車が走る事を実感します。
 
 この方法が身に付けば日頃オーリーのトレーニングになるんです。
しかも、高さが出るというキントレです。

 実感出来ない人は、文章を良~く読み直してみてくださいね。
では、参考にしてください。

2013年3月14日木曜日

バックサイド 補足説明


バックサイド

 サーファー達は、この楽しい遊び道具をより楽しく遊ぶ為に、サーフィンのターンにより近づける為に、コンクリートで作られた自然の波に近い遊び場を身近で探しだしました。

 ある者は海岸のコンクリートのバンクを、ある者は居住者の居なくなった無人の宅地内に水を抜いて空になった腎臓の形状をしたプールを見つけ出しました。

 波の無い日はサーフィンの練習にスケボーを使いこれらの場所にあつまり夢中になって遊びました。

 その時プールのトランジション(ラウンドした形状の斜面)を波に見立てその面をスケボーを使ってターン出来る事をバックサイドターンと、フロントサイドターンという言葉を上手く利用して他のサーフ仲間に伝えたのです。

 話を聞いたサーフ仲間は、その言葉と身振り手振りと共に聞いただけで、彼らがどんな状態にターンしたのかを即座に想像出来ました。

 それが、現在まで伝わって専門用語として使われています。

2013年3月13日水曜日

後編 あなたはバックサイドを正しく理解する。


本当の流行は1974年ぐらいから、波を相手のテクニックをそのままこの道具を使って表現したのです。

 スケートの部品は、このころ唯一サーフショップで販売され、サーファーの間では必要不可欠なアイテムと化していました。

 当然ですが、その時サーファーの仲間の間で使われる言葉がテクニックを友達に伝える為に使われました。

 その時に使われた言葉の中にバックサイドとフロントサイドがあります。
サーファー達は、ターンの直後に波の位置をこの言葉で表現していたのです。

 バックサイド つまり、ターンの直後に波が背中に背負うようにブレイクする様を表現しています。

2013年3月12日火曜日

前編 あなたはバックサイドを正しく理解する。


 現在のスケーターというと、専門に楽しむ人がとても多くなった気がします。
学校の体育授業以外でスケート以外のスポーツはほとんど経験しないという人も少なくはありません。

 但し、スケボーのスキルをベースにして、夏にはサーフィン、冬にはスノーボードも楽しむという人も忘れてはいけません。

 スケートがスポーツなのか?リクリエーショナルなのか?という議論は別の時にするとして、スケートテクニックを理解しようとするうえで、さけて通れないのが仲間同士で使われている用語の誤解が上げられます。

 そこで今回の記事ですが、スケーターさんの中でも言葉の意味を誤解されている人だけを対象に解説させて頂きます。

 今回の課題は"バックサイド" と、"フロントサイド"をさかさまに誤解してしまう人がとても多いと聞きましたので、まず始めにバックサイドを取り上げてお話をします。

□ ターンの直後に波の位置を表現している。

 1974年ごろの事、現在のスケボーがサイドウォークサーフィンと言われていた時代がわりと長く続きました。

 この時代には、歩道をころがるこの遊び道具の遊び方はキャリフォルニアのサーファーが中心となり生み出していました。

その10年ほど前に1年間ぐらいの間ですが離れた歴史的ブームが存在しますが、長く続きませんでした。 

2013年3月11日月曜日

キックターンを極める その3


5.その間ノーズ側はテンションを掛けて待つ。
 重心がテール側に移動するので、ノーズ側が浮き上がらない様に前足で押さえ込むイメージでテンションを掛け適度にノーズが浮いている上体を維持します。
注釈
No.1テンション(この場合は、ノーズとテールとの間で押し合う、本来は力学的な定義では引き合う表現だが!たしかにスケボーの場合は押し合っています、と表現します。)

6.ノンウエイト¹を利用してデッキだけの重さにして動作させる。
ここが一番難しいかもしれません。 
 次ぎの動作に入る前にノンウエイティグを作り出す為に重心を一瞬下げます。

注釈
No.1ノンウエイト 少ししゃがみ込むそして急激に立ち上がる事。
ノンウエイトは、全てのテクニックで使われている、もっとも重要な動作です。
ノンウエイトは、デッキがデッキだけの重さになり、自由度が増します。
ノンウエイトを取り入れない場合は、自分の体が重く乗ったデッキをコントロールしなければならない。
7.回転方行にテール側のひざを向けボードを踏みつける。
 これから回転する方行にデッキを後足で傾けます。
8.テール小指側ウイルをデッキに接触させてロック(回転を止める)する。
 デッキを傾けてウイルに接触させる。
8.ノーズ側の腕を回転方行に大きく向ける。
 回転をスムーズに行う為にはノーズ側の腕の重さで回転方行に体を引っ張ってもらう必要があります、その為にはノーズ側の腕を利用します。
9.テール側の腕をノーズ側の腕とは正反対の方行に向けて両腕のバランスを取る。
10.前足の膝を曲げてノーズ側のウイルを路面から浮かす。
 テンションは掛けたままです。
11.ノーズがテール側のロックしたウイルを軸に自分が見える側に回転が始まる。
 回転が始まってもデッキの傾きはそのままキープする。
12.デッキの回転に合わせて両腕を逆方向に回転させる。
 デッキの動きとは正反対に両腕を逆回転させてデッキ重さと両腕の重さとのバランスを必ず取る。
13.デッキの回転が止まったら前足に重心を移して着地する。
 テールに重心を置去りにして着地してはいけない。
かならず着地側であるノーズ側に重心を移して着地します。

2013年3月10日日曜日

キックターンを極める その2



2.今回はバックサイドと言う事で、キックターン回転軸の中心はテール足裏の母子丘¹です。

 初心者においては、後足がテールを踏む場合、後足はデッキに直角に置きかかとと爪先がデッキを左右均等に踏めるスタンス位置²が望ましいとされます。

 ちなみに上級者ともなると、親指 母子丘をデッキの中心軸に置きキックターンを実行する事が可能になりますが、それは、キックターンを深く理解しているからです。

 初めての人は、基本的なキックターンを理解するのが先決ですね。
上級者のキックターンを、そのまま真似ても出来ないのは、そんな理由からなんでしょうね。

注釈
1.母子丘 (ボシキュウと読みます。親指の付け根の大きく膨らんだ部分)

2.スタンス位置 (デッキに足を置く場合の決められた位置を言います。テクニック毎に適切に変化を与え自由度が高いのですが、その分難しい事とされています。)

キックターンの手順

1.ノーズを回転したい方行に体をデッキの中心を0度として45度ほどひねり構える。
この方法のコツは、回転したい方向に体全体が倒れて行く事をさまたげない。

 つまり、上手く行かない人を観察すると倒れる事に恐怖を覚えて、倒れて転んでしまうと思い、
妨げる行動を取ります。その動作が実は上達できない理由なんです。

 ヒント 妨げるのではなく、先に行って待っている
(難しい言葉に先行動作という言い方があります。先に行って待っているとは、正にこの意味ですね。)

足首から上の部位をキックターンの前に予め回転終了の位置まで足首を境目にひねり、回転しきった状態に備えて置きましょう。
そうする事で、怖さが全く無くなります。
自分は、デッキが回転してこの位置まで来るのだと安心して待っている感覚なんです。



2.テール側に腰骨、を移す。
 重心となる頭を回転の軸、つまり後輪の真上に予め移動しておきます。

 前後のトラックの中間に頭を置く人は、特に注意が必要です。
この中間に頭を置く人は、結果的にノーズを浮かす事が出来ません。

 その理由は頭の重量がノーズに加算されているからです。
つまり、ノーズが頭の分重いんです。

 回転軸に頭を残した状態で、腰骨の重量だけを回転軸よりも後ろに移動させる事でノーズが浮き上がります。
つまり一瞬だけ瞬間マニュアル状態になります。

注意点
 この時注意したいのが、頭の位置です。
頭は、腰と一緒に後方に移動しない事が重要です。
頭は、トラックの車軸真上に必ず残してください。
場合によっては、頭をテールの車軸より前に送り出して前後のバランスを取らなければならない時もあります。
この様な場合はノーズが異常に上がり過ぎた場合とか、腰を後方に移動し過ぎた場合に効果があります。


2013年3月8日金曜日

キックターンを極める その1

キックターンとは

前輪を浮かして、後輪2輪だけで、方向転換をする事。
(テールに乗って、ノーズを浮かし向きを変える事)

説明-------

始めは練習しやすいバックサイドから説明します。
バックサイドは、自分の見える方行(例えば爪先側)にターン(方向転換)する意味です。

真逆な意味で、フロントサイドは、踵側にターン(方向転換)します。
自分がバックサイドを覚える事ができたなら、自分の中に先生が生まれるでしょう。
その先生にフロントサイドを教えてもらい、自分でさかさまに行動する事で、フロントサイドを練習でできます。この考え方は、全てのテクニックに共通です。

バックサイドの意味

では、まずはキックターンの練習用の用具整備から。
1.スケートキー(スケート専用工具、ミリではなくインチサイズである。)を使ってトラックのクッションを前後同じに柔らかく設定する。
すでに軟らかい人はそのままでだいじょうぶです。
但し、購入して直後にふらふらするのが怖いとか、といった初心者にありがちな理由で 硬く設定した状態の人は上手くキックターンの切欠をつかめない場合があるのでデッキにウイルが接触するウイルの回転が妨げられるぐらいがちょうど練習にちょうど良いです。
このセッティングは、今回は後輪だけに必要となります。

注釈
1.テール(スケボーの足を乗せる部分の名称で、後ろの4本の螺子頭よりさらに後ろの部分)
2.スケートキー(スケボー専用工具、その他代用できる工具)
3.トラック(金属製のスケボーの進む方向を変える部品)
4.クッション(トラックの部品で合成ゴムで作られている。硬い、軟らかい、用途に合わせて付け替える硬さが異なる部品が販売されている)
5.ウイル(ベアリング部品を路面から受ける磨耗、衝撃から守る為の働きがある。スケボーの様々な保護部品が発案されたが、唯一この部品だけが生き残った。ウイルがベアリングを守る保護部品だという意味を知らない人が多い。殆どの人が知らないかもしれません。)
6.ベアリング(回転子、路面の摩擦抵抗を転がり抵抗に変換し滑らかな走りを実現する。スケボーが発明された初期のころは直径の大きなベアリングそのままだった。)
7.スケボーの様々な保護部品(テールを磨耗から守るテールガード、ノーズを衝突の破損から守るノーズガード、トラックのハンガーを守るコーパー、トラックのクッション部分を守るラッパー、)

2013年3月7日木曜日

ティクタクが一つのテクニックだと誤解されていますが、実はそれは大きな間違いなんです。

ティクタクが一つのテクニックだと誤解されていますが、実はそれは大きな間違いなんです。

 バックサイドとフロントサイド両方とも均等に動作する事が重要となりなります。

 特に不得意な人の多くは、フロントサイドキックターンに問題を抱えている場合があります。
その様な問題抱えている場合は、バックサイドとフロントサイド両方とも均等に動作する事が出来ない為に、前に進むのに必要な動力を得る事が出来ません。

どんな問題なんでしょう?
フロントサイドキックターンは、踵側に重心を置くターンである為に、ターンする方向が見えない事も要因して恐怖感を覚える人がとても多いテクニックです。
恐怖が原因でさけて通るスケーターが多いのです。
バックサイド系のテクニックだけを選んでしまいがちなんです。
その為、このティクタクでは、その事が原因でなかなか前に進めない状態が長くつづいてしまう人が非常に多いと判断出来ます。

指導する立場でコツを聞かれて、フロントサイドの重要性を説明した場合、「フロントサイド無しで出来ないですか?」と返された場合に、返答に困る場合がしばしばあります。

 そしてさらに、最も重要となるのが、左右のキックターンのつなぎですね。
滑らかなつなぎが出来てはじめてチクタクは完成します。

 つなぎが無ければ、ただ、キックターンを二種類やってのけただけになります。
しかも前には進みません。

バックサイドしか出来ない人は、この時点で考え直す必要があると思います。
フロントサイドキックターン練習してください。 としか言い様がありませんよね!

それでは話を戻しますが、そのつなぎには、どんなコツがあるのでしょうか?

 殆どの人が上手にこなす事が出来るバックサイドキックターンからティクタクをスタートしたとします。逆にフロントサイドから始める人は、ここでは上手く反転して話を合わせてください。

直後の動作はノーズが地面に接触する前にフロントサイドの体制に切り替えている必要があります。

 つまり、バックサイドキックターンでありながら、次のフロントサイドキックターンの体制に代わっている。体を入れ替えている。

 ノーズが地面に接触した時点では、すでにフロントサイドキックターンのスタートの形が完成して
る。

 そして、フロントサイドキックターンが始まり、次のフォロントサイドの着地前にバックサイドの体制に切り替わりバックサイドのフロントサイドの着地の時点でバックサイドのスタート準備が出来ている。 この繰り返しを左右のキックターンのつなぎといえるのです。

2013年3月6日水曜日

ノーズマニュアルの感覚は、オーリーの空中で行うノーズの押し出しの基となります。

  オーリーのコツは、ノーズマニュアルが出来るか出来ないかにかかっていまっす。
ノーズマニュアルの感覚は、オーリーの空中で行うノーズの押し出しの基となります。
オーリーそのものの練習よりも、ノーズマニュアルの練習を優先する事をお勧めします。

 ノーズの押し出しの意味が理解出来ていない人は、たれさがりオーリーで終わってしまい、いつまでもテール を浮かす動作に移れません。

 たれさがりオーリーが原因して、なにも障害物を飛び越える事が出来ない、テールが障害物に当たってしまうオーリーにしかならず、役に立たないオーリーで終わってしまします。

 また、縁石に向かってプッシュをして、なにかのテクニックをする事は、オーリーをしかけるタイミングの練習に役立ちます。 なにも無い平らな場所で走りオーリーの練習をするよりも、効率的にオーリーが上手くなる切欠に繋がって行きます。

「ティクタクが前に進みません!」そのいくつかの理由とは?


ティクタクが前に進まない理由は以下の様な事があげられます。

ティクタクの動作の基本はフロントサイドとバックサイドのキックターンを組み合わせた複合技

「ティクタクが前に進みません!」
「キックターンが上手く出来ていないのではないでしょうか?」
「キックターンですか?そうじゃなくティクタクがやりたいのですが!?」
「バックサイドキックターンは出来ます。でも、たしかにフロントサイドがあまり好きじゃないです。」

この様なやりとりが実際にありました。

 実は、ティクタクは、バックサイドキックターンとフロントサイドキックターンを交互にリズミカルに動作する事で前に進む複合技なんです。


 ティクタクが一つのテクニックだと誤解されていますが、実はそれは大きな間違いです。
しかも、バックサイドとフロントサイド両方とも均等に動作する事が重要となりなります。
そして、最も重要となるのが、左右のキックターンのつなぎですね。
滑らかなつなぎが出来てはじめてチクタクは完成します。
つなぎが無ければ、ただ、キックターンを二種類やってのけただけになります。
しかも前には進みません。

2013年3月2日土曜日

縁石を相手にしてオーリーの練習をした方が早く上達します。


なにか安全な物を置いて練習をするよりも、縁石を相手にしてオーリーの練習をした方が早く上達します。

 縁石の上にノーズを掛けてノーズマニュアルに移る動作そのものがオーリーと全く同じ動作になることが想像できると思います。

なので、練習中に後ろのトラックが縁石に引っ掛っても、その時点でノーズを前に送り出す事でテールを縁石の上に引き上げる事が出来ます。 

 最終目標はこの練習の成果として絶妙なタイミングを身に付けられ、オーリーの特徴でもあるノーズを押し出しからテール足をテールの浮き上がりのじゃまにならない高さに逃がし、テールを浮かして縁石の角からトラックが激突の直前でぬけて行く様になることです。
 
 つまり、のこ時最も重要なのがノーズを使う技術の代表テクニックでもあるノーズマニュアルに慣れているか、又はこの時点でノーズマニュアルの切欠を作るのか、に掛かってきます。
この練習方法は、走りオーリーの最も最短に覚えられる方法だと言えます。