フリップ足編
地域差はありますが普通オーリー足と表現しますよね。
読者の皆さんもオーリー足は聞きなれた言葉だと思います。
なので、今回の記事で使う言葉もフリップにはフリップ足と表現する事にしましょう。
ま~フリップで使われるの前足の事ですが、フリップの前足と毎回書くよりは、見栄えが良いと感じます。
オーリー足との動作が異なるので、比較する為にあえてこの記事ではフリップ足と表記したいと思います。
「もう普通につかっているよ。」と言う人も多いはずです。
では、本題に入りましょう。
フリップでは、オーリーと動作が殆ど同じでありながら比較した場合に大きく異なる動作がフリップ足です。 逆にその違いが理解できれば殆ど出来たに近い状態なのです。
では、ここからは、他では見られないぐらいのかなり細かな説明をしてみたいと思います。
オーリーで言う、ノーズのヒット部分に相当するフリップのヒット部分が何処なのか?を解説いたします。
まず始めに場所から表現しなければなりません。
画像ではなく活字で表現するのは意外に大変ですががんばりましょう。
デッキの足をスタンスするフラット部分とそこから曲がったノーズキック部分のちょうど境目にくぼんだ部分があります。
そのくぼんだ部分をフリップ足がヒットする目標にしようという訳です。
次にそのくぼんだ部分がどこだか分かったら、つま先でノーズのヒット部分(くぼんだ部分)を目標にフリップ足がフリップ動作をしましょう。
フリップ足動作とは
このフリップ動作だけを覚えただけでほぼ完成に近いですからここはトイレに行ったり濃いお茶を飲んだりして、腰をすえて読んでください。
1.足首をほぼ真っ直ぐに伸ばし膝と踵を上方に上げて行きます。
上方に上げる動作はほぼオーリーで慣れていると思うので不思議は無いのですが!
2.逆に爪先は
下方に向けてます。
ここで、耳慣れない言葉が登場です!
爪先をなんと
下方ですよ
下方 下に向けろと言ってます。
でも、良く考えると、そうかもしれません。
デッキの初期の回転方向がそうなんです。
これですね。今まで全く分からなかった部分です。
状況的に、例えば片手をぐーに握って親指を立てます。
この動作はFacebookのいいねマークですね。
この動作の逆です。良くない
つまり、親指を下に向ける動作です。
これと同じ状態を前足のフリップ足が同じイメージで動作しなさいと言っているのです。
しかも、踵は上を向けなければいけない。
私の経験では、バリアルフリップも極端にこの爪先を下方に向ける動作を使います。
その時のコツは、爪先を下げようとしないで逆に踵を空に天井に向けようとする事です。
あと、一つのコツは、踵を上方に向けるコツですが、膝頭を真横に倒す事で踵を上に向けやすくなる事です。ヒントになりますか?
「へ~! いままで、そんな事考えた事も無いし、思ってもいなかったです。」
多くの人がつぶやいてませんか?
この動作が、明日のフリップ成功に繋がるなら、明日が待ちどうしいですね。
3.爪先の先端部分がデッキから外れない程度にデッキのはじっこにぎりぎり残しながら目標のくぼんだ部分を一旦下方に押します。
4.そうする事で爪先の位置がデッキの中心から踵側に外れて行きます。
5.もうすでにこの時点でデッキは下方に押された事で1/4(90度分)回転しはじめています。
はい、実はここまでがフリップ足のフリップ動作だったんです。
ここから先の残りの動作は実はオーリーに戻るのだと覚えてください。
ここからのオーリーに戻る動作が不足している、又は全く動作していない人がフリップが上手く行かない人の悩む部分なのかもしれませんが、ここからは次回の記事で!
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